中国のお祭り - 中国の少数民族リス族の刀竿祭

中国の少数民族リス族の刀竿祭

開催期間：毎年農暦2月8日
開催地：雲南省保山市騰沖県古永地域

刀竿祭は、主に中国南部の雲南省に住む少数民族・リス族の盛大なお祭りです。
刀で作ったはしごを素手や裸足で登ったり、火を焚いた木炭の中に素足で飛び込んだりします。
旧暦２月８日の刀竿祭はリス族の大の恩人であった古代の漢族の英雄を偲ぶためのものであると言い伝えられています。

刀竿祭の日には、数名の体格の良い男子がまず「火を踏みつける」儀式を実演してみせます。素足のままで、燃えさかる炭の中に飛び跳ねるように入って行き、さまざまな演技を披露します。

翌日、この男子たちは36本の長い刀を鋭く磨きあげ、刃を上にして、藤の枝の縄でそれぞれ２本の20メートルの高さの木に縛りつけて刀のはしごをつくって、さまざまな難易度の高いテクニックを披露します。

ぜひ一度見に行かれてはいかがでしょうか？

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