2013年6月11日火曜日

中国少数民族―白族(べー族)編

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中国少数民族
中国には56の民族があり、そのうち漢族以外の55が少数民族と言われています。55の少数民族について、伝統や文化、自然環境、歴史、経済などを紹介していきたいと思います。
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―白族(べー族)編

白族(ぺー族)は、中国雲南省大理白族自治州を中心に住む民族です。総人口が1,858,063人(2000年統計)で、独自な言語を持っています。自称、「白い人」を意味する「白(ぺー)」です。
白族は花と虫を信仰し、自然の中のもの、例えば、風、雪、花、月などをとても大切にする民族です。
女性の頭飾りにはその部分ごとに色々な意味があり、例えば、飾りの赤の部分は花のイメージになり、飾り全体の形は月を表しています。
独身の女性の付ける紐は長く、既婚者は短めになっています。
若い女性は白いシャツの上にピンクのチョッキを着ていますが、年を重ねるにつれて地味になり、中年の女性は紺色のシャツとチョッキを着るそうです。
白族特有の工芸品である扎染は、伝統工芸を代表するだけでなく、その独特の個性からファッションの一部としても人気があります。
また、白族の女性は刺繍が好きで陽だまりに集まって刺繍を楽しんでいる大理や麗江のお土産として絞り染めが売られています。国内外の観光客からも人気を集めています。
中国にいらっしゃったら、白族を尋ねってみてはいかがでしょうか?(゜∀。)?

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