中国のお祭りー独身者の日お見合い大会

  開催日:　2012年11月10日

開催地: 中国上海市

中国では、毎年の11月11日は独身者のための日「光棍節」(シングルデー)です。中国語で「光棍」は昔では恋人も子どもいない男性を意味する言葉でしたが、今は独身している男女のことを意味する言葉になりました。11月11日は数字の1が4本並んで「棒」のように見えることから「シングルデー」を意味している年に一度の特別な日のため、寂しい、可哀そうなイメージがするこの日は、光棍節として、若者文化に定着したようです。また、この日に対するシングルたちの気持ちは様々で、過ごし方も多種多様です。人によって、「独身を楽しむ日」、「結婚相手を探す日」、「独身を卒業する日」などの過ごし方があります。この日から、独身とさようならという趣旨で、シングル同士に出会いのチャンスを作って、各地で様々なお見合い大会が開かれます。

今年の11月10に上海で「1万人お見合い大会」というイベントが開かれる予定です。80年代生まれの世代は結婚意識が薄く、相手に対する要求が高いなどのため、適齢期を過ぎた独身男女という社会的現象が進んでいます。こうした状況を踏まえ、上海市民政局は「光棍節」を機に大規模なお見合いイベントを開催することを決定しました。参加者の申込は10月9日からオンラインにて正式にスタートした。史上最大規模の１万人以上の申込が期待されています。開催当日、会場にお越しになった参加者全員に記念品や、お見合いに成功、カープルになったペアにお祝いのプレゼントの贈呈など様々な活動が行われます。

独身生活から脱出したい方は、是非このイベントをご参加してみてください。