2013年11月21日木曜日

中国少数民族 傣族編(タイ)



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※中国少数民族
中国には56の民族があり、そのうち漢族以外の55少数民族と言われています。55少数民族について、伝統や文化、自然環境、歴史、経済などを紹介していきたいと思います。
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編(タイ

タイ族は悠久な歴史を持つ少数民族であり、大昔からタイ族の祖先は中国西南部で子孫を増やしながら生きつづけてきた。タイ族には千年以上にのぼる古い幾文の文献、古い貝葉経、自民族の暦法――幾暦、著名な叙事詩などがあり、かつ、豊富多彩な音楽と踊りがある。これはタイ族の悠久な歴史、光り輝く文化、独特な風情を存分に具現するものである。

タイ族は亜熱帯地域で生活している。この土地は農業生産が発達し、サトウキビ、コーヒー、サイザルアサ、バナナ、ゴムなどの熱帯経済作物の栽培に適する。シーサンパンナの密林の中には、貴重な野生動物が生息し、野生植物が生い茂り、生物の王国と呼ばれ、今では中国の著名な観光スポットとなっている。

 タイ族のお祭りは主に開門節、関門節、送竜節などがある。そのなかで一番盛大なのは水掛け祭りである。水掛け祭りはタイ族の新年を迎える伝統的なお祭りである。人々はお互いに水を掛け、災を取り除いたり、祝福し合いたりすることができると思っている。若い男女は祝福するほか、遊びに水を掛けるのである。お祭りの際に、沙積み、綉球(絹リボンでこしらえた球形の飾り)投げ、花火あげ、竜舟(竜の形にかざった舟)の漕ぐ試合などの活動を行なう。その際に、全国からの観光客が西双版納と德宏にどっと集まり、非常ににぎやかである。

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