2014年2月13日木曜日

高山族編(カオシャン族)



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※中国少数民族
中国には56の民族があり、そのうち漢族以外の55が少数民族と言われています。55の少数民族について、伝統や文化、自然環境、歴史、経済などを紹介します。
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高山族編(カオシャン族)    

主な生活地域:主に台湾省台湾島の山間部、東部沿海地帯と蘭嶼島に住んでいる。

高山族の言葉は、南島語系、インドネシア語族に属する。泰耶爾(泰雅)、鄒(曹)、排湾の3つの語群があり、20以上の言語を有し、今使されているのは13種の言語である。異なった呼称の高山族の人たちは異なった言語を使っている。 

高山族のルーツは主に大陸南東部沿海一帯の古越人の一派であり、その後フィリピン群島と琉球群島から来た少数の住民と融合して形成されたとみられている。今でも高山族の人びとは自民族の特色を保っている。たとえば、顔に入れ墨を施し、歯に穴を開け、耳に骨などを通す習わしなどがあげられる。高山族の人びとは主に農業、林業、狩猟に従事し、そのうち雅美人の人たちは主に魚を取ることにたずさわっている。高山族フ人びとは台湾当局の支配の下で、「山胞」(平地の山胞と山地の山胞に分けられている)と称されている。一部の山胞は都市に入って暮らし、生活と文化に大きな変化が生じている。

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